【歌詞で物語作ってみた1(第6話)】天体観測 BUMP OF CHICKEN
歌えるゴリラことごりたです。
二人の夜空第6話です!
結構進みましたね〜( ´ ` )
前回はまさかの急展開でしたからね。
今回はもう少しハッピーになってくれるといいのですが…
では、第6話をどうぞ!
1.二人の夜空(第6話)
母「だらしないわねぇ」
父「たまに帰ってきたと思ったらひどい様だな」
たけし「いいだろ、実家でくらいゆっくりさせろよ…」
たけしは実家に帰省していた。
大学進学で上京してから久々の帰省だった。
ここに居ると色々と思い出してしまうため、半ば強引に家を出た。
しかし、彼女と別れたことをきっかけに、6年ぶりに帰ってきた。
母「あんたちゃんとご飯食べてるの?」
母「少し痩せたんじゃない?」
たけし「一人暮らしだと食べんのめんどくさいんだよな」
母「ダメよ、ちゃんと食べないと」
たけし「これ何個あるんだよ…」
母「まだまだあるわよ」
たけし「食いきれねーって笑」
たけし「…」
たけし「みかの好物だったよな…」
母「たけし、みかちゃんのことは残念だったけど、あんまり思い詰めてもしょうがないのよ?」
たけし「わーってるよ」
母「それならいいけど…」
父「まあ今日はせっかく母さんが腕をふるってくれたんだ」
父「楽しく食事しようじゃないか」
母「そうよ!母さんの唐揚げは美味しいわよ」
たけし「おう」
たけしはお腹がはち切れそうなくらい唐揚げを食べた。
みかの分まで食べると言わんばかりに。
たけし「げふっ」
たけし「マジで食いすぎた…」
たけし「もうしばらくは何も食べたくねぇ…」
たけし「ん?」
たけしの目の前にひとつのアルバムが置いてあった。
母「あぁそれ」
母「アルバム整理してたのよ」
たけし「小学校の時のか」
たけし「懐かしいな…」
たけしはアルバムを手に取った。
そこにはみかと撮った写真の数々があった。
母「ほんとに2人は仲良しだったわよね」
母「毎日2人ではしゃいじゃって」
母「ほんとに…なんで…」
母「ごめんなさい、ちょっと洗い物してくるわね」
たけし「おう…」
たけし「泣いてたな…」
たけし「ちょっと見てみるか…」
たけしはアルバムを開いた。
そこにはみかと2人で遊んでいる写真が沢山あった。
たけし「楽しそうに笑いやがって…」
たけし「残された身にもなれってんだ…」
たけし「これは初めて遊園地に行った時か…」
たけし「みか、めっちゃはしゃいでたっけな笑」
たけし「お、これは運動会か」
たけし「俺が1着だった時、自分の事のように喜んでたっけか」
たけし「これは海に行った時か」
たけし「これはピクニックだな」
たけし「これは…」
たけし「…って、全部ちゃんと覚えてんだな」
たけし「20年も前のことなにのにな」
たけし「楽しかったなぁ…」
たけし「この時は何が幸せなのかとか考えたことなかったな」
たけし「…」
たけし「なんで天体観測なんか行っちまったんだろ…」
たけし「なんでもっと優しくしてやらなかったんだろ…」
たけし「なんであの時、あんなに震えていた手を握ってやらなかったんだろう…」
後悔はいくらしても仕方がないことは分かっていた。
ただ、分かっていても考えずにはいられなかった。
たけし「ん?これはあの時の…」
そこには20年前にも使った天体望遠鏡が置いてあった。
たけし「どうせ明日も暇だしな」
たけし「…」
たけし「久しぶりに行ってみるか…」
たけし「天体観測…」
…
第7話に続く!
2.関連商品紹介【光る星座板】
第7話いかがだったでしょうか!
さて、今回の関連商品は、光る星座板です!
これ、見覚えないですか?
子供の時、使ったことある方もいらっしゃるかと思います。
久しぶりにこれを持って天体観測、いかがですか?( ´ ` )
お子さんがいらっしゃる方も、ぜひ、一緒に楽しんでみてくださいね。
3.まとめ
衝撃の第5話からの展開、いかがだったでしょうか。
自分の大事な人が亡くなることを考えると、涙が出そうになります…
今までの思い出なんかを思い浮かべちゃいますよね。
たけしも相当辛かったんだろうと思います。
ここからたけしのハッピーエンドになることを祈ってます。
まあ、書くのは私なんですけどね…笑
では、第7話でお会いしましょう!