【歌詞で物語作ってみた1(第4話)】天体観測 BUMP OF CHICKEN
歌えるゴリラことごりたです。
更新が遅くなってしまいました(^_^;)
仕事が忙しかったので、全然更新できませんでした。
実は裏でいろいろと動いてたりもするのですが、それはまた今度のお楽しみです。
さて、二人の夜空もようやく盛り上がってきたところですので、ガンガン書いていこうと思います。
では、第4話お楽しみください!
1.二人の夜空(第4話)
みか「ねぇ、どこで星見るの?」
たけし「ん?あそこの裏山だよ」
みか「えっ!あそこって出るって噂だよ…」
たけし「んなもんただの噂だろ」
たけし「そんなもんいるわけないだろ」
みか「えぇ…怖いよぅ…」
たけし「だーっ!うるせーな!」
たけし「なんかあったら俺が守ってやんよ!」
みか「えっ…」
たけし「それだったら怖くねーだろ」
みか「…」
たけし「…んだよ」
みか「う、うん…」
みか「ありがと…」
たけし「ん?なんだって?」
みか「なんでもないよ!ばーか!笑」
たけし「なんだよそれ笑」
そんなやりとりをしながら裏山に向かっていた。
裏山の道は街灯もなく、懐中電灯が無いと何も見えないほどの暗闇で、そこに向かって歩くのは、まるで深い闇にでも飲み込まれているようだった。
たけしはその闇に飲み込まれないように精一杯で、震えるみかの手をにぎることができなかった。
この時、手を握れなかったことを後悔することになるとは、たけしは思いもしなかった。
たけし「しっかし暗いな~」
みか「やっぱりこわいよぉ」
たけし「懐中電灯なかったらまじで歩けなかったな…」
たけし「みか、コケるなよ」
みか「きゃっ」
たけし「言ったそばから…」
たけし「大丈夫かよ…」
みか「大丈夫!ちょっとつまづいただけだから」
みか「あれ?あそこって…」
たけし「お、ようやくついたか」
たけし「ここ、俺しか知らない穴場なんだ」
たけし「誰にも言うなよ」
みか「う、うん…」
みか「でも、私は来て良かったの?」
たけし「ん?まぁな」
たけし「特別だぞ」
みか「えへへ♪」
たけし「何笑ってんだよ」
みか「べっつにー!」
たけし「なんだよ…」
たけし「そんなことより、空見てみろよ」
みか「え?」
今までそこにあった闇が一瞬で消え去るほどの輝きだった。
みか「星がいっぱい…」
たけし「すげーだろ?」
たけし「ここ、俺のお気に入りなんだ」
みか「うん、すごい…」
みか「…」
たけし「…」
2人はしばらく満天の星空に夢中になっていた。
あたりには、不思議な静けさが広がっていた。
そんな時、キラっと一瞬光った星を見つけた。
たけし「おい!今流れ星見えなかったか!?」
みか「うそっ!?」
みか「全然見てなかった…」
たけし「俺もちゃんと見てたわけじゃないからわからないけど…」
たけし「でも、これならほうき星も見えるかもな!」
たけし「そういえば、せっかく持ってきた望遠鏡使ってなかったな…」
たけしは望遠鏡を準備し、そのレンズを覗いた。
たけし「…!」
みか「どしたの?なんか見えた?」
たけし「みか!見てみろ!すげーぞ!」
みか「見せて〜!」
みか「…!」
みか「何も見えない…」
たけし「えっ?ちゃんと見てみろよ」
みか「見えないもん!」
たけし「どれどれ…」
たけし「あっ、興奮して場所ずらしてたわ笑」
みか「もーっ!」
たけし「ほらっ!合わせたから見てみな」
みか「…!」
みか「たけし…」
たけし「なんだよ…今度はちゃんと見えただろ」
みか「…」
みか「…すごい」
たけし「なんだって?」
みか「すごいっ!!」
たけし「ビクッ」
みか「こんなの初めて見た!すごいっ!」
たけし「だ、だろ?」
たけし(ビックリした…)
たけし(でも、喜んでくれてよかったな…)
みかはその後も星を見ては騒いでいた。
さっきまでの静寂が嘘みたいに、いくつもの声が生まれていた。
この時は2人とも明日のことなんて何も考えていなかった。
ただ、「イマ」に夢中になって必死にほうき星を探していた。
しかし、その後もほうき星が見えることはなかった。
…
第5話に続く!
2.関連商品紹介【双眼鏡で星空を楽しむ本】
第4話いかがだったでしょうか!
さて、今回の関連商品は、双眼鏡で星空を楽しむ本です!
天体観測って経験ある人はそんなに多くないと思います。
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また、双眼鏡でというところがミソですね。
1回の天体観測のために天体望遠鏡買うって結構勇気いりますよね。
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この本と双眼鏡だけで、天体観測が気軽に楽しめちゃうのです。
興味のある方は、ぜひ購入してみてくださいね。
3.まとめ
ようやく歌詞の1番が終わりましたね!
でも、この曲は割と書きやすい方だと思うので、もっと深めな曲とかだとさらに長くなりそうですね…
頑張ります…笑
一応ここまではほんわか系ですが、次回から展開が変わってくると思いますので、その辺も楽しんでいただければ幸いです。
では、また第5話で!